立纓(りゅうえい)と垂纓(すいえい)について

人形の天世 

2014年01月30日 17:45



立纓(りゅうえい)と垂纓(すいえい)



殿の冠の後ろに取り付けられた長いものを纓(えい)といいます。

現在、立纓は天皇陛下しか着用が許されていません。


天皇陛下


皇太子様時代

江戸時代以降の天皇の冠は、纓が上にあがったままの御立纓の冠ですが、

孝明天皇までは、直立せず、後ろに弓なりを描いてたわむ形式(垂纓)でした。

考明天皇

現在、よく見かけるお雛様の殿は、ほとんどが立纓を着けています。



さわみねでは、立纓はもちろん、垂纓のお殿様も数多くご用意しております。

他ではあまり見かけませんし、すっきりして意外にかっこいいと評判です。

よかったらぜひ実物をみにいらっしゃいませんか。



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