人形の天世 浜松店 よろず話

(旧人形処さわみね)のブログです 雛人形や五月人形に関するよろず話 お店に関するよもやま話・・・などを綴ります

立纓(りゅうえい)と垂纓(すいえい)について



立纓(りゅうえい)と垂纓(すいえい)



殿の冠の後ろに取り付けられた長いものを纓(えい)といいます。

現在、立纓は天皇陛下しか着用が許されていません。

立纓(りゅうえい)と垂纓(すいえい)について
天皇陛下

立纓(りゅうえい)と垂纓(すいえい)について
皇太子様時代

江戸時代以降の天皇の冠は、纓が上にあがったままの御立纓の冠ですが、

孝明天皇までは、直立せず、後ろに弓なりを描いてたわむ形式(垂纓)でした。
立纓(りゅうえい)と垂纓(すいえい)について
考明天皇

現在、よく見かけるお雛様の殿は、ほとんどが立纓を着けています。
DCIM0588.jpg


さわみねでは、立纓はもちろん、垂纓のお殿様も数多くご用意しております。

他ではあまり見かけませんし、すっきりして意外にかっこいいと評判です。

よかったらぜひ実物をみにいらっしゃいませんか。
DCIM0587.jpg


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