力石甲人作 13号 奉納鎧 浅葱
つるばしりは、鹿革で、獅子と牡丹が描かれています。
澄み切った空の浅葱色の鎧は、清楚で楚々としていてとてもきれいです。
逆板(さかいた)と総角(あげまき) 総角を引っ張り上げると逆板も上がってきます。
袖をあげると総角の紐も上がってくるのがわかります。
しころの威しの美しさは、特筆すべきところ。
まるで魚のうろこのように、きれいにならんでいます。
鉢裏のさしこです。深い意味があります。
威しの裏の紐のあとしまつがきれいです。
もちろん、吹き返しの裏にも威しが施されています。
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