さわみねの五月人形 

人形の天世 

2014年03月27日 19:05


力石甲人作 13号 奉納鎧 浅葱


つるばしりは、鹿革で、獅子と牡丹が描かれています。


澄み切った空の浅葱色の鎧は、清楚で楚々としていてとてもきれいです。


逆板(さかいた)と総角(あげまき)  総角を引っ張り上げると逆板も上がってきます。


袖をあげると総角の紐も上がってくるのがわかります。


しころの威しの美しさは、特筆すべきところ。

まるで魚のうろこのように、きれいにならんでいます。

 
鉢裏のさしこです。深い意味があります。


威しの裏の紐のあとしまつがきれいです。


もちろん、吹き返しの裏にも威しが施されています。




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